知らないと損するかも‥0歳児入園―生まれ月で異なる保活のスケジュール。
2018/10/01
こんにちは、イソノです。
この記事を書いているのは5月の終盤、4月の入園シーズンから間もないですが、保育園に入れるための活動「保活」は始まっていたりもします。
この記事では、0歳児入園を狙う場合の保活スケジュールを検討してみます。
0歳児は定員枠すべてが新規なので、欠員や増員の募集となる1歳入園と比べて、入りやすい傾向があります。待機児童の多い地域では、1歳入園が激戦のため、0歳入園を検討しなければならないケースもありそうです。
が、同じ0歳児でも生まれ月によって4月の入園までのタイミングが変わりますよね。募集締め切り前と後に生まれるのでは大きくスケジュール、行動する内容が異なってきます。
特に、待機児童の多い激戦区の地域では、早めに動いておいて損はありません。
では、見て行きましょう。
前提として-基本的に4月が保育園入園のタイミングとなる
保育園は空きがあれば1年中いつでも入園を受け付けています。
でも、待機児童が多い地域などなかなかそうはいかないのが現状です。
となると、入園のタイミングとしては基本的に卒園や進級で動きのある4月となります。
ご存知の方も多いと思いますが、4月入園の場合、自治体によって多少違いはありますがスケジュールは基本的に次のようになります。
●10月~11月
入園関連の書類配布、受付が開始。
↓↓↓
●11月~12月
受付締め切り
↓↓↓
●2月頃
入園可否・入園できる保育園の発表
↓↓↓
●4月
入園
ここで問題となるのは、子供の生まれ月です。
例えば、5月に生まれた場合は、秋の入園申請までに時間があります。
その一方で早生まれで1月に生まれる場合は、すでに書類申請が終わっているタイミングです。
早生まれの場合、0歳で入園させたいと思っても、タイミング的に不利になってしまう場合が多いです。早生まれの場合は、妊娠中でも自治体が受け付けているのかということと、受入可能な生後日数がどれくらいか?を確認して動く必要があります。
それでは、生まれ月によってのスケジュールを詳しく見て行きましょう。
入園受付開始前に生まれた場合 ―(例)6月生まれの場合
産後で夜泣きや授乳、諸々の世話など大変だと思いますが、秋の入園関連の手続きまでそれなりに時間があります。
入りたい保育園の検討や、見学に行くことも可能です。
また、待機児童の多い激戦区では、認証保育園など「認可外」の見学や申し込みをしておくことも重要です。激戦区では認可保育園に落ちてしまうケースも少なくないため、落ちてしまった場合に備え、認可外をキープしておくと安心です。
2月頃に認可保育園に入れるという通知がきた場合は、認可外は解約で大丈夫です。
ただし、認可外をキープするためにも費用がかかる場合があるので、認可外をキープするかどうかは費用部分を含め検討が必要です。
入園受付開始後に生まれた場合 ―(例)1月生まれの場合
4月入園となると、入園受付後の年末以降に生まれてから時間があまりありません。子供の世話に加え入園準備、職場復帰の準備などかなり慌ただしくなります。それでも働かざるをえない場合はあると思いますので、覚悟を決めてやる必要があります。
まず確認しなければならないのは、「自治体が妊娠中の申し込みを受け付けているか?」ということ。
もう一つ重要なのが、「4月1日時点で保育園の受け入れ可能月齢に達しているか?」です。
自治体が妊娠中の申し込みを受け付けているか?
基本的には、妊娠中の申し込みが可能な自治体がほとんどですが、受け付けているのかしっかりと確認しておきましょう。
また、申請には母子手帳で出産予定日を申告する必要があるなど、提出書類も自治体によって違いますので、この辺も確認しておきましょう。
いずれにしても妊娠中に動くことになります。「こんなことしなくてもいいように保育園作れよ」などの批判もありますが、文句を言っても残念ながら保育園に入れるわけではありませんので、文句を言いながらなんとか頑張ってください。
4月1日時点で保育園の受け入れ可能月齢に達しているか?
これは保育園によって変わってくるのですが、生後43日や57日から可能なところもあります。
自治体のHPで確認することができると思いますので、チェックしてください。
4月1日時点で生後43日というと、2月18日生まれまでということになりますので、早生まれの場合は、断念しなければならないケースも出てきます。
ちなみに、私の住む自治体では月齢2ヶ月~の受け入れが最短です。それほど激戦区ではないというのもあるのかもしれません。
激戦区ほど生後43日、57日の受入可能というところが出てきます。
例えば、東京都大田区なんかは57日受け入れのところがほとんどです。
認可保育園に落ちた場合は?
もし0歳での入園が出来なかった場合は、待機児童として認可への申請を継続、もしくは認可外への通園となります。
認可外へ通園していると、認可へ申請するときに加点されますので、その辺も考慮して決める必要があります。
認可保育園に落ちた場合については、他にもいくつか記事を書いていますのでぜひご覧ください。
【関連記事】
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> 保育園に落ちたらどうする?ベビーホテル、保育ママも選択肢になるか?
まとめ
0歳入園を目指す場合の保活スケジュールについてみてきましたが、4月入園のための申請時期は決まっているので、それに合わせて動くことが重要になってきます。
妊娠中でも動かなければいけないケースも出てくるかもしれませんが、保育園に預けて仕事をするためには乗り越えなければいけません。
保育園の数を増やすなど、自治体に頑張ってもらいたいところではありますが、現状を嘆いていても何も変わりませんので、苦しいところですがぶつぶつと文句を言いながら踏ん張ってなんとか頑張りましょう!
保育園の選び方や「保活」のスケジュール、もし保育園に入れなかった場合にすべきことなど、下記の本がかなり参考になりますので保育園についてどうするか悩んでいる人は読んでみてください。