この子育てブログを始めて3年。商売の基本、当たり前なことに気づかされる。

2019/05/29

こんにちは、イソノです。
この子育てブログ「妻よ、俺はイクメンだ」を始めて丸3年が経ちました。
ブログを始めた目的は、一人目の娘が生まれ、仕事が忙しい中でいかに子育てに向き合えるか、記録するため。そして、アフィリエイト収入も得られると良いな思っていました。
3年続けてきて、体感したことがあります。それは、商売・ビジネスの基本的なことでした。
誰もが分かっていることだと思いますし、私も頭では分かっていたことですが、それが体感できたのは貴重なことでした。
3つあります。

  1. 人は、自分の欲しい情報・商品を欲しいタイミングで探す。
  2. 望んでいる人に、望んでいる情報・商品をきちんと提供すれば見てもらえる・買ってもらえる。
  3. 他にない情報を提供、または他と差別化することが重要。

今ブログをやっているけど結果が出ていない人、これから始めようと思っている人にも参考になることがあると思います。このブログの過去の記事を元に、見て行きましょう。

1.人は、自分の欲しい商品・情報を欲しいタイミングで探す。

これはひしひしと感じます。どんなに良い商品や情報であっても、自分にとってメリットがなければ、そして必要なタイミングでなければ、見向きもしません。あなたもそうではないでしょうか?

楽天で人気1位、LOWYAのままごとキッチンを2歳娘に買ったのでレビュー。

例えば、上の記事はクリスマス時期にアクセスが伸びます。
子供のクリスマスプレゼント用に親がこの情報を欲しているということです。

会津若松が子連れ旅行にオススメな理由~実際に行ったスポットもご紹介!

こちらは、2019年のGW10連休の直前・期間中に飛躍的にアクセスが伸びました。
「GW中に会津若松に子連れで行ってみるか~」と調べた人が多かったということです。

チャイルド/ジュニアシートで寝る子供の姿勢がつらそう…首カックンを防ぐには?

そして、こちらの「首カックン防止グッズ」の記事はGWや8月、年末年始といった長期休暇前後にアクセスが伸びます。
帰省などでの長距離ドライブ対策や、実際に首カックンになって、今後のために対処しようとした人が見てくれているんだと思います。

つまり、「人は欲しい時にしか情報を探さない」ということです。
当たり前なようですが、これを実感として、ひしひしと感じている人がどれくらいいるでしょうか?
これが実感できていると、「この時期にこの情報を追加しよう」と計画が立てられます。
その記事を書くための調査や、他サイトとの差別化をするための準備をすることができます。
やみくもに、「この商品が良いから」「これが書きたいから」という理由で書くことが減ります。まあ、ブログなので好きなことを書けば良いんですけどね。
ただ、独りよがりな記事を書いても、他の人にとっては役に立たないので、アクセスが集まらない・売れないという事態になります。
ブログを見てもらう、商品を買ってもらうために重要なのは、「この時期にこの情報・商品を人は欲するだろう」という視点です。
そして、「人が求めている」ことに対して「きちんと応える情報」を提供することで、満足感を感じてもらえたり、商品を買ってもらえたりします。

2.望んでいる人に、望んでいる情報・商品をきちんと提供すれば見てもらえる・買ってもらえる。

例えば、上記の子供用キッチンなんかは、親目線で気になるであろう次のことを詰め込みました。

  • 子供が喜ぶか?
  • どのように遊ぶか?
  • 組み立て方法は?
  • デザイン性は?
  • 値段は?

私が購入前に気にした点は、同じ親として他の親も気になる確率は高いです。
親が求めている情報を提供すれば、親は納得します。購入を前向きに検討している人は買う確率が高まります。

また、我が家が沖縄旅行で泊った「ブセナテラス」というホテルについて書いた記事が↓こちら。子連れで泊ることをメインテーマとした記事です。

沖縄・ブセナテラスに3歳、1歳の子連れで泊ったので口コミ・レビュー!

「ブセナテラス」は高級リゾートホテルです。このホテルに泊まろうとする人は、お金よりも「満足が得られるか?」ということを特に気にするはずです。
いや、実際に満足度は高く、本当に最高のホテルでした。
なので、設備などの基本的なポイントと合わせ、「いかに満足したか」という体験談を入れてあります。
最近、アクセス数もぐっと増えてきています。おそらく夏休みに子連れで沖縄旅行を検討している人が見てくれていると思われます。(この記事を書いているのは5月です)

というわけで、重要なのは見てくれている人の立場に立って、その人たちが知りたいであろう情報を発信することです。自分の日記的な、独りよがりの情報になってはいけません。
(もちろん、その「自分の日記」がめちゃくちゃ面白いなら成立するのですが)

3.他にない情報を提供、または他と差別化することが重要。

「他にない情報」というのは、かなり強いです。
我が家では妻がホンダの「フリード」に乗っています。2016年に新型が発売された直後に購入しました。

新型フリードが納車されました!内装や乗り心地の感想レポートします。

今でこそフリードの口コミ記事は結構あるのですが、当時はほとんどありませんでした。
なので、この記事を書いた直後にアクセスが集まってびっくりしました。
車という、かなりパイの大きい領域で、他にない情報を提供できたのは大きかったです。ブログを始めて間もない時期、ほとんどアクセスも集まらず諦めかけていたところだったで、この記事に助けられました。今ブログを続けているのは、この記事のおかげと言っても過言ではありません。

また、他と差別化できたのは↓こちらの記事。

男にとって仕事と家庭の両立はほぼ不可能。何かを手放すしかない。という事実。

「家庭と仕事の両立」というと、ほとんどの記事は女性の立場のものです。
それを父親側から書いたものです。同じテーマでも、目線を変える・切り口を変えることで他と差別化することができます。

他にない情報、差別化出来ている情報というのは、検索流入も期待できます。
つまり、敵がいない・少ないので、検索上位に表示される確率が高まります。
Googleは QDD(Query Deserves Diversity)というアルゴリズムの元、多様性のある検索結果表示を目指しています。Googleとしても、同じような記事を並べないという方向性なので、差別化するというのは検索を考えると非常に重要となります。

ちなみに、決まりきった答えが書いてあるような記事には意味がなくなりつつあります。
例えば、「ピーマンの原産地」といった検索です。
この検索結果は、Googleが最も有用な内容を最初に表示してしまいます。ユーザーにしてみれば、それで解決するので、ブログ記事は勝負になりません。
ブログ記事は、もっとオリジナリティのあるものを提供する必要があります。

まとめ

このブログを始めて丸3年。
私はWeb関連の零細企業を経営していて、お客さんのためにブログを作ることも多いです。
が、自分でブログを書いてみて改めて商売の本質のようなものに気づくことがありました。
それは3点。

  1. 人は、自分の欲しい情報・商品を欲しいタイミングで探す。
  2. 望んでいる人に、望んでいる情報・商品をきちんと提供すれば見てもらえる・買ってもらえる。
  3. 他にない情報を提供、または他と差別化することが重要。

当たり前なことなのですが、(本業ではもっと小難しいことを考えてしまい)つい疎かにしてしまいがちです。
現在、あなたがブログを頑張っていて結果が出ていないようであれば、上記3点をもっと意識してみてください。
記事の方向性、内容がきっと良くなるはずです。
これは、youtubeなんかの情報発信でも同様だと思います。

なんだか偉そうに書いてきましたが、私も全然まだまだです。
アクセスがビックリするくらい集まる、笑いが止まらないほど売れる記事を書きたいもんです。

-自分のこと