沖縄・ブセナテラスに3歳、1歳の子連れで泊ったので口コミ・レビュー!
2020/04/29
こんにちは。イソノです。
10月前半に3泊4日で沖縄へ行ってきました。
妻は間もなく育休明け。「仕事復帰するまでに何としても旅行に行きたい」との希望です。
私と妻、2歳11ヶ月と10ヶ月の子連れ旅行です。
小さい子供を連れての旅行なので、移動はあまりせず、メインはホテルで過ごそうということになりました。
そして、選んだホテルが「ザ・ブセナテラス」。
芸能人も宿泊する、沖縄本島の名護市にある高級リゾートホテルです。
ホテルに到着しエントランスを通ると、目の前はものすごい解放感です。
天井は高く、開け放たれたロビーからは風がすがすがしく通り抜け、その先には沖縄の綺麗な海が広がっています。
・・・ここで既にやられてしまいました。仕事が忙しく半ば投げ出す感じで結構無理やり沖縄に来たのですが、その仕事に追われている焦りというか、嫌な感じがフワ~っと抜けていきました。
イメージムービーがあるので、見てもらえると雰囲気が伝わりやすいと思います。
そんなわけで、3泊4日のブセナテラス、沖縄を満喫しました。
この記事では、子連れで沖縄に行こうと思っていて、ブセナテラスを調べているあなたが気にしているであろうポイント-ホテルの雰囲気、部屋の様子、プール、ホテル前の海、レストラン、朝食、ホテル近くの居酒屋、そもそも子連れで大丈夫か?などポイントを10個書いてみました。
結論から言うと、ブセナテラスを選んで間違いはありません。
ポイント1:ホテルの雰囲気
これはホテルに着いてからずっと感じていたことですが、日本のホテルっぽくありません。
こんなことをいうとアレですが、グアムっぽい雰囲気です。(グアムは過去に一度行ったことがあります)
どこか南アジア的な異国情緒がある感じ。それがキビシイ現実を感じさせず良いです。
また、ホテルのスタッフのホスピタリティも素晴らしいです。
どのスタッフに質問したり頼みごとをしても(ベテラン、若手、ホテル内の階級に限らず)、高いレベルで反応が返ってくるし、嫌な気持ちになることがありません。
例えば、ベッドが部屋の真ん中に置かれていたのですが「子供が落ちないように壁に寄せてほしい」というと、さも当たり前というように、手際よく対応してくれました。
掃除のおばちゃんも必ず挨拶をしてきます。子連れでいると、スタッフが子供に話しかけてきてくれたりするのですが、わざとらしい感じもなく、非常に自然です。(まるでアメリカ人のようです)
あらゆるスタッフの意識が高く、教育が徹底されている感じでした。
こういった一つ一つが、ホテルの雰囲気を良くしているんだと思います。
ポイント2:子連れでも大丈夫なのか?
小さい子供がいると周りの人に迷惑がかかるのでは?と行く前は結構心配していたのですが、実際に行ってみると子連れでも全く問題ありません。宿泊客全体の2割~3割くらいは子連れだった印象です。
ただ、小学生以上でないと入れないレストランがあったりと、一定のラインが引かれている感じはあります。
子供たちもその辺の雰囲気が分かるのか、バカ騒ぎをしている子供はいませんでした。
ちなみに、私が行ったときは外国人(特に中国・韓国)の割合が高かったです。
全体の3~5割くらいが外国人だたのでは?という感じです。
その外国人もある程度の水準の人が多いのか、品が悪いという感じは全くありませんでした。
ポイント3:部屋の雰囲気は?
上の方でも書きましたが、ブセナテラス自体がどこどなくグアムっぽい、ゆったりと時間が流れるリゾートな雰囲気です。部屋の雰囲気も同様です。
以前、同じ沖縄で「ANAインターコンチネンタル万座リゾート」に泊ったことがあるのですが、こちらはもっと日本的な雰囲気のホテルでした。
ANAの方もリゾート感はあったのですが、ブセナテラスの方がラグジュアリー感があり、大人な感じで、ゆったりと過ごせる雰囲気です。まあ、子連れなのでゆったりというのはなかなか難しかったですが‥。
子供がいて満足に写真が撮れませんでしたが、こんな感じの部屋です。
ちなみに、私個人的なことでいうと、部屋で過ごした最高の時間がありました。夜子供たちを寝かしつけた後・・ベランダに出て一人ビールを飲みつつ、聞こえてくる波の音をBGMに、下に見える家族やカップル、プールやビーチ、海岸線、遠くの車の流れなんかを眺めてぼけーーーーっと過ごした1時間くらいの時間です。
最近、こんなに何にも考えずに過ごしたことがなかったので、波の音を聞きながらビールを飲んでいると、何というか体の中から毒素が抜けていく感じがしました。
この一時間は今回の沖縄の中で一番ゆったりとした貴重な時間でした。
▼ベランダからの風景
ポイント4:プールは?
ブセナテラスには屋外、屋内それぞれにプールがあります。
子供にとって、今回の旅行で一番楽しかったのが多分このプールです。
私たちが行った10月前半は気温が24~25度と低く、残念ながら屋外のプールには寒くて入れませんでした。(例年はもう少し暖かいとホテルスタッフが言っていました)
屋外プールはウォータースライダーもあり、子供はかなり楽しいと思います。
屋外プールが入れなかったので、私たちは連日屋内プールへ行きました。
25mプール、5コースくらいの広さです。浅い子供用エリアもあります。
ここは水温も調整されているようで、結構暖かかったです。
子供たちはプール用のおむつを履き、プールに入りました。上の2歳11ヶ月の娘は浮き輪で、下の10ヶ月の息子は抱っこで。
赤ちゃん(10ヶ月)でもプールに入るのは止められなかったので、年齢制限は無さそうです。
ただ、水遊び用おむつはしっかりと付けないとマナー的にはNGかと。
ポイント5;海は?
ホテルから外に出て、1~2分歩けばビーチに出ます。
沖縄らしい白い砂浜と透明度の高い綺麗な青い海です。
残念ながら気温が低く海には入れませんでしたが、子供と波打ち際で足だけ入ったり、砂遊びをしました。
もっと暖かい時期であれば、シュノーケリングをしたかったです。
ちなみに、このホテルから見える海岸線は、グアムのタモン湾に似ています。
そのせいもあって、ブセナテラスはグアム的な印象があるんだと思います。(個人の感想です)
ポイント6:レストランは?
ホテルにはいくつかのレストランがありますが、私たちが行ったのはイタリアンの「チュララ」、中華の「琉華菜苑」の2つです。どちらも夕食で行きました。
イタリアン、中華どちらもホテル内ではなく、敷地内の5分ほど歩いたとところにあります。
(和食や鉄板焼きなどはホテル内にあります。)
晴れていれば散歩がてらぷらぷらと歩いていくのも楽しいです。
道の途中にはふくろうの灯篭?があって暗くなると明かりが灯り、南国らしい雰囲気があってとても綺麗です。
さて、イタリアン、中華、それぞれの感想や食事代はどうだったでしょうか。
イタリアン「チュララ」の感想・食事代
店内はウッディな感じ。ある程度の高級さはありつつも、やはりリゾート的な軽さがある雰囲気です。店内からは海が見え、暗くなると外には火が灯り、南国らしい夜の雰囲気です。
子供連れもOKです。他にも子連れ家族が結構いました。(2割くらい?)
スタッフの対応はとても親切で、ツンとしたところは全く無く、子供に話しかけてくれたりと子連れでも肩身の狭い思いをすることはありません。子供用の椅子も当然の様に用意してくれます。
料理は美味しく一定のレベルですが、抜群に美味しいかというとそうではありません。
ピザがあったりと、ファミリーも意識したメニュー構成です。
料金は4人家族(実質2.5人)で12,000円くらいでした(酒を飲んだのは私のみ)。肉料理を頼まなかったので、これを入れるともう少し高くなりそうです。
中華「琉華菜苑」
こちらも全体的な雰囲気はイタリアン「チュララ」と同じような感じです。
店内はウッディで、外には海が見えます。
スタッフもとても丁寧な対応で嫌なところがありません。子供にもとても親切です。
こちらの「琉華菜苑」は、おそらく「ファミリー向け」と「それ以外」でフロアが分かれています。
入り口を入って右側が小さい子供のいるファミリー向け、左側がそれ以外、という感じです。
我々のいたエリアは子供(小学生まで?)がいるグループばかりでした。
それはそれで、気を使わなくて済むのでありがたいです。
料理も「チュララ」と同様、美味しいものの抜群に美味しいわけではありません。(もちろん、一定以上のレベルです)
料金は4人家族(実質2.5人)で24,000円くらい(妻も少しお酒を飲みました)。
アワビを2つ頼んだので、比較的高くなりました。
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どちらのレストランも子連れでもとても過ごしやすく、味も美味しく満足のいく時間を過ごせました。
スタッフの対応はとても素晴らしいです。ブセナテラスで一貫したスタッフ教育のレベルの高さがうかがえます。
「ドレスコード」はあるのか?というのが気になる人もいると思いますが、ドレスコード自体は無いと思います。
ただ、お客さんはそれなりの格好をしているので、Tシャツ・短パン・サンダルという感じはちょっと浮くと思います。
夏でも襟のついたキレイ目なシャツなど着た方が良いと思います。
ちなみに、レストランの予約は部屋から「バトラー」への電話ですることができます。
「バトラー」というのは、何でも用事を頼めるスタッフのことです。
このバトラーの対応のレベルも素晴らしいです。
普通のホテルでは難しそうなことを言っても対応してくれそうな雰囲気があります。
そういった対応をしてくれるスタッフがいると、自分も一段上の存在になったようで日常とはやはり違う気分になれます。
ポイント7:朝食は?
朝食の選択肢は2箇所ありました。
カフェテラス「ラ・ティーダ」と和食レストラン「真南風」。
「ラ・ティーダ」は洋食をメインとしたバイキング、「真南風」は和食の朝食セットです。
子供が連日「パンが食べたい」と言ったので、朝食は「ラ・ティーダ」のみでした。
こちらのバイキング、連日混んでいて席に案内されるまで毎回10分ほど待ちました。
ハムやベーコン、ソーセージ、サラダなど定番なものが中心ですが、サラダにゴーヤがトッピング出来たり、紅芋のパンがあったりと、沖縄色も感じられるメニューがあります。
店内は解放感があり、外には海が見えます。
天気が良く、席が空いていれば外の席で食べることもできるようです。
この「ラ・ティーダ」は子連れが多かったように感じます。おそらく3割くらいが子連れでした。店内は結構ガヤガヤしているので、子供を連れて行きやすいのと、和食に比べて子供の好きなものが多いのが理由だと思います。
味もおいしく、私は普段朝は食べないのですが、結構がっつりと食べてしまいました。
ポイント8:ホテルからどの観光地に行った?
今回はホテルをメインに過ごすことにしていたので、出かけた観光地らしいところは2か所です。
一つは「美ら海水族館」。もう一つは「古宇利島」です。
どちらもブセナテラスからは車で40分ほどの距離です。
美ら海水族館
美ら海水族館はかなり有名ですが、子供にとってはやはり楽しいスポットなのでおススメです。10メートル以上もあるジンベエザメや、屋外のイルカショー、目の前に沖縄の海が広がる解放感は子供にとってかなりテンションが上がるポイントが満載です。
個人的には、シークワーサーのかき氷をたまたま食べたのですが、これが大ヒットでした。
かなりおいしいです。もし美ら海水族館に行ったらぜひ食べてみてください。
古宇利島
ながーい橋がかかっている離島です。
この長い橋、「古宇利大橋」を車で渡るのですが、車で走っている間、まるで海の上を走っているかのような感じです。左右には本当にきれいなエメラルドグリーンの海が広がっています。
なんかもう、別世界への通路みたいでテンションが上がります。
橋を渡ると特産品なんかを売っている道の駅的な売店があります。
ここは地元の果物も売っていて、カットフルーツがその場で食べれるのですが、オススメです。時期は限られるのですが、マンゴーは特にオススメです。甘い・濃い!ウマいです。
そして、この道の駅的なところから1~2分歩くと橋の下に広がる海へ出ることが出来ます。
天気が良いと、波も無く穏やかなまっ平な透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がっているのが見れると思います。裸足で入ると白いサンゴのざらざらとした砂浜の感触が気持ち良いです。透明度の高い海がキラキラと輝き、風もさわやかに吹いてきたりすると、これは天国なんじゃないか・・?と思うほどです。
今回は残念ながらあまり天気が良くなかったのですが、数年前にもここに来たときは本当に天国のようだなと思いました。ここに子供を連れてきたい、と思って来たのですが娘はなぜか海に入りたくないとグズり…笑 この素晴らしさが分かるにはまだまだ早かったようです。
ちなみに、沖縄で観光するには、レンタカーは必須です。
圧倒的に自由度が違うのでレンタカーを予約しておくのをおすすめします。
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ポイント9:ホテル近くで夕食
一晩だけホテル外へ夕食に出かけました。
ホテルから車で3分ほどの距離にある居酒屋「美ら花 別邸」です。
ここは、観光客に人気の店のようです。実際に駐車場はレンタカーだらけでした。
何故人気かというと、いかにも沖縄らしいメニューが揃っているから。
海ぶどう、ゴーヤ、沖縄そば、ラフテーなどなど、一通り観光客が思いつくものは食べることができます。居酒屋なので活気がありガヤガヤしていて子供がいても周りにそれほど気を使わなくても大丈夫だと思います。周りも子連れが結構多かったです。
味はどれも結構おいしいです。が、居酒屋にしては料金は高めな気がします。
まあ、観光客向けということでしょうか。
ちなみに、ここは有名人もかなり来ているようで、サインの色紙がびっしりでした。
なんと、トム・クルーズも来たことがあるそうです。
ポイント10:ブセナテラスの宿泊料金は
10月前半、金曜~月曜までの3泊4日。大人二人・子供二人(2歳、0歳)、
部屋は「デラックスエレガント」、朝食付きでの料金です。
166,344円(税込)です。
一泊55,000円。夕食は入っていないので、まあ高いですよね。
が、この価値は確実にあります。
このホテルにいて嫌なことはまあ起こりません。現実を離れるために沖縄に来て、その期待通りの満足が感じられます。解放感のあるロビー、スタッフの自然でいて品のある対応、南国らしい景色、ラグジュアリー間のある部屋、波の音、吹き抜けていく風・・現実のストレスがふわああああっと抜けていく感じです。これにこの値段を払うんです。
じゃらんや楽天トラベルからも予約できます。
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まとめ
「育休明けの前になんとしても旅行に行きたい」という妻のリクエストで沖縄に行きました。
泊ったのは「ブセナテラス」。
ホテルの雰囲気、客室、接客、レストラン、プールなどの施設。どれをとってもかなりのクオリティでした。特に素晴らしいのはスタッフの対応です。スタッフのさりげない心配りや品のある対応でとても快適に、自分が一段上の人間になったように過ごすことができました。
現実から離れたホテルの南国の雰囲気(グアムのようでした)、綺麗な海、吹き込んでくる風、波の音…直前まで仕事に追われていて疲れ切っていたのですが、パンパンの風船から空気が抜けて行くように、毒素のようなものが抜けていくのが分かりました。
2歳11ヶ月の子供もとても楽しかったようで、最終日には「帰りたくない帰りたくない」と泣いていました。
子連れにもとても親切で、過ごしやすいホテルでした。
下の息子は10ヶ月で何が何だか分かっていなかったと思いますが、息子がもう少し大きくなって、プールや海を楽しめるようになったら、またブセナテラスに行ってみたいと思います。
最高でした。
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▼沖縄で観光するには、レンタカーは必須です。
圧倒的に自由度が違うのでレンタカーを予約しておくのをおすすめします。