会津若松が子連れ旅行にオススメな理由～実際に行ったスポットもご紹介！

2018/05/12 2018/07/29

こんにちは。イソノです。
GWに一泊で福島県の会津若松に旅行に行ってきました。
私と妻、子供二人（2歳、0歳）の車での旅。私の住むところからは1時間半ほどなので結構近いです。今までも何度か会津若松（とその周辺）に旅行に行きましたが、この地域への旅行で良いところは、個人的な意見ですが次の３点だと思います。

歴史－特に幕末、大正時代の息吹が感じられる。
自然が豊か。そして自然の中で遊べる。
観光地の割に混んでいない。

（番外編）馬刺しとラーメンはうまい。

これらは、子連れにとっても旅行を楽しめる要素をかなり含んでいます。
それでは、今回私たち家族が行った観光地の紹介と合わせ、紹介していきます。

１．歴史－特に幕末、大正時代の息吹が感じられる。

会津と言えば、幕末の戊辰戦争の地です。
その辺は有名なので割愛しますが、そういった歴史が感じられるスポットが随所にあります。
最も有名なのは、会津若松城、白虎隊が自刃した飯盛山あたりでしょうか。

今回、歴史を感じられるスポットとして「会津武家屋敷」へ行きました。
ここは、江戸時代の会津藩家老の広大な邸宅を中心に、資料館などが併設された場所です。

家の中に入ることはできませんが、障子等は空いていて、すぐ近くから中の様子を見ることができます。家老のいた部屋等、メインの部分だけでなく、台所や風呂など当時の生活が感じられる部分も見ることができます。

子供にも、「昔はこんなところで料理してたんだよ」など教育にも使えると思います。
戊辰戦争の際、家の中にいる女たちが自刃する様子を再現する人形があったりと、激動の時代の空気も感じられ、実際に起こったリアルな血生臭い部分も子供に教えてあげることもできると思います。
また、いつもやっているのかは不明ですが、弓矢体験（有料）も結構面白かったです。

また、大正浪漫の雰囲気を感じられるのが、「七日町通り」です。
会津若松駅から一駅の距離の観光ストリートで、工芸品のお店やレトロな雰囲気のおしゃれカフェがあったりと、大人は楽しめると思います。まあ、子供が楽しめるかというと微妙かもしれません。

２．自然が豊か。そして自然の中で遊べる。

会津若松は山に囲まれた盆地です。また猪苗代湖や五色沼など湖もあります。
子供は自然の中に放つと走ったり落ちている枝を拾ったりと目を輝かせて遊びますが、旅行中にそんな体験をさせてあげられます。

今回行ったのは、猪苗代湖と磐梯山です。
猪苗代湖は日本国内で4番目に広い大きな湖で、遊覧船に乗ったりできます。
船に乗るというのは、なかなか無い体験なので子供のテンションはかなり上がります。そして結構大きな体験だと思います。
（まあ、遊覧船の周遊自体は大したことないですが…）
また、時期にもよるのかもしれませんが、湖に来る鳥たちに餌（有料）をあげることができます。私たちが行ったGWには白鳥と鴨がいました。

そして、磐梯山。
登山もできますが、ここは何といっても冬のスキーです。（私の趣味がスキーということもありますが…）
が、スキーシーズンから外れている今回、磐梯山に行った理由は泊る宿がここだったから。
宿は「星野リゾート磐梯山温泉ホテル」です。磐梯山温泉ホテルは「アルツ磐梯スキー場」に直結したホテルで、スキーをするには抜群の環境です。
星野リゾートだけあって、ロビーに赤べこを桜に見立てた木が飾ってあったり、部屋の作りは結構おしゃれでした。
私たちが泊った部屋はメゾネットタイプで寝る場所は二階。子供もこの「寝るところが2階」という異空間にテンションが上がっていました。

食事は夜朝ともにバイキングのみでしたが、種類が豊富で、特産の桜鍋やそばをはじめ、カルパッチョ、パスタ、サラダ、デザートなどなど、どれもおいしかったです。
子供も色んな種類を選んで自分で持ってくるというのは楽しいと思います。
ちなみに、お酒も結構豊富で地酒も10種類くらいはあったと思います。地酒の飲み比べも1000円程度で出来ました。
個人的に嬉しかったのが、よなよなエールの生が飲めたこと。うまし！

また、ホテルでも色々企画をやっていて、せんべい焼き体験や赤べこ・起き上がり小法師の絵付け体験などがありました。
今回は、子供に起き上がり小法師への絵付け体験をさせてあげました。２歳ながらなかなか楽しんで色を付けていました。ただ、塗らなくてもいいところにどんどん色を塗るので、最終的にはだるまの様になってしまいました　笑
まあこれはこれで良くできましたが。

従業員のホスピタリティもよく、一泊二日を気分よくくつろいで過ごすことが出来ました。
今回はGWという時期で雪はありませんでしたが、今度は子供を連れてスキーに行きたいです。（子供が生まれてから3シーズン行ってない…）
残念な部分があるとすれば、「温泉ホテル」とうたっている割にはお風呂が屋内の大浴場のみというところでしょうか。露天風呂が無いのはちょっと残念でした。

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３．観光地の割に混んでいない。

これです。混んでいないというのは結構なメリットではないかと。
今回はGWという一番混みそうな時期にも関わらず、観光地で渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズに移動することができました。
特に子連れだと激混みの観光地はかなり疲れます。人混みで迷子にならないか、あっちで並び、こっちで並び、ついには子供はぐずりだし…。と、そんな心配は今回の会津若松ではありませんでした。
混まない理由としては、東京（首都圏）からの流入が多くないというのがあります。
車にしても、電車にしてもあまりアクセスが良くないですからね。
これが、東京から行きやすい栃木あたりだとかなりの混雑が予想されます。
子連れで混雑に巻き込まれたくない！という方には結構おすすめな観光地です。

（番外編）馬刺しとラーメンはうまい。

今回、ホテル以外で食事をしたのが馬刺しと会津ラーメン。
どちらも名物なのですが、うまかったです。
馬刺しを食べたのは「鶴我」というお店。結構有名なようです。
コースで食べたのですが、馬刺しは抜群においしいです。他ではありえないような厚さの肉なのですが、筋も無く、柔らかく、臭みもなく、しかもうまみが凝縮されていて、本当に美味しかったです。が、この店の他の料理はイマイチで（ファミレスか！という感じの料理）、接客・サービスもイマイチでした（有名店ということでおごりがあるのか？）。そこは残念。

画像：「鶴我」HPより

会津ラーメンは「まったり」というお店。
いやー、うまかったです。近所にあったら通うこと間違いなしです。
会津ラーメンは喜多方ラーメンと同じジャンルの味。ちなみに、全国チェーンの「幸楽苑」は会津ラーメンがもとです。
「まったり」は人気店で、ベーシックな会津ラーメンと会津ラーメンに背油が入ったものの２種類がありました。私と妻でそれぞれ食べたのですが、どちらも美味しかったです。
この時、子供は残念ながら寝ていたので食べれませんでしたが、子供も好きな味だと思います。