娘4歳・息子2歳の誕生日に思う&一姫二太郎の「育てやすさ」の実態。

2020/02/13

こんにちは。イソノです。
この記事を書いているのは1月。先月・先々月に子供の誕生日が立て続けにありました。
上が女の子で4歳、下が男の子で2歳になりました。
構成的にはいわゆる一姫二太郎というやつです。一般的に「一姫二太郎は育てやすい」と言われたりしますが、一姫二太郎となって二年間。実態はどうでしょうか?

ちなみに、「一姫二太郎は育てやすい」と言われるのは、一般的に次のような理由からです。

  1. 女の子のほうが男の子よりも病気しにくい
  2. 親、特に母親の手伝いをしてくれる
  3. 下の子の面倒も見てくれる

さて、これが当たっているのかというと・・・

我が家の、一姫二太郎の実態

結論からいうと、この中で特に当てはまるものがあります。
それは、「1.女の子のほうが男の子よりも病気しにくい」です。
息子と比べて劇的に頑丈です。

上の娘は、熱を出すなど、具合が悪くて保育園を休んだのは、1~3歳の3年間で2回のみです。
対して下の息子は1歳の1年間で10回です。
※それぞれ満1歳で保育園に入りました。

しかも、息子は具合が悪くなると結構長引くので、数日休まなくてはなりません。
私も妻も仕事を休めないので、病児保育に預けることになりますが、迎えに行ったり診察が合ったりと、結構大変です。
日々、「息子、風邪ひかないでくれ…」と祈っています。

もちろん、これは個人差があることですが、周りに聞いても女の子の方が病気をしにくい、というのは良く聞きます。
そういう周りの意見も聞くと一姫二太郎のうち、「女の子のほうが男の子よりも病気しにくい」というのは当たっているんだろうな、と思っていました。

しかし、これは一般的に本当なのだろうか?と思って調べてみました。
乳児死亡数を見ると、男の方が多い傾向にあるものの、男女の出生数の差を考えれば妥当で、娘・息子の病気の回数程大きな差ではありません。

【参考】人口動態調査 人口動態統計 確定数 乳児死亡

また、小児科の患者数などのデータがあるかなと思って調べてみたのですが、厚生労働省などの明確なものは見つけられませんでした。
小児科の退院患者数というデータがありましたが、患者数としては、女の子の方がやや少ないものの、明らかな性差というのは見つけられませんでした。

【参考】高知赤十字病院 平成29年度 診療科別 退院患者数 在院日数
【参考】患者調査(厚生労働省)

ということは、女の子の方が丈夫、というのはある種の思い込みや迷信的なところもあるのかもしれません。我が家の場合は、それが当てはまりまくっているので、「その通りだ」と感じているに過ぎないのかもしれません。

体が丈夫、以外については?

また、「一姫二太郎は良い」とされている中で、他の項目はどうでしょうか?

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2.親、特に母親の手伝いをしてくれる
3.下の子の面倒も見てくれる
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こちらについては、上が女の子だからどうこう、というのは今のところあまり感じられません。
「下の子の面倒を見てくれる」というのは、確かになくはないのですが、娘もまだ4歳ということで、面倒を見たい気持ちはあるけど、実態が追い付いていない感じです。
なんというか、ごっこ的というか、ままごと的な感じで面倒を見る感じです。
来年になると、「一姫二太郎最高!」と言っている可能性はありますが、今のところ上が女の子だから特別手伝いや面倒を見る、ということはありません。
それでも、絵本読んであげたり、ズボンをはかせてあげたりと、ずいぶんお姉ちゃんらしくなってきました。

というわけで、現時点での私の結論としては、一姫二太郎が特別育てやすいということはない、です。
ただ、上の娘が頑丈で助かっている、というのは確かなところです。

ちなみに、手伝いをする、面倒を見る、というのは性別どうこうよりも、家庭環境やしつけ、個人の性格なんかの方が大きいところだと思います。
知り合いの家庭で、男の子で下の子の面倒をよく見ていたり、親の手伝いをよくしているところも多いです。もちろん、下の子への接し方は女の子とは若干違っていたりはするわけですが。
※昔のように性別で分業されていた時代は、強制的にそういう役割をさせられていたと思うので、「女の子が手伝いをする・下の子の面倒を見る」傾向は今よりもあったのかもしれませんが。

4歳、2歳の誕生日で思うこと

さて、娘・息子の誕生日で感じたことをつらつらと。
ちなみに、毎年誕生日付近に感じたことを書いているのですが、書いているときは「一般的に言われているような、普通のことを書いているな」と思っています。
しかし、後になって読み返してみると、新鮮に感じることが多く、残しておいてよかったなと思います。なぜなら、当時の自分の詳しい気持ちみたいなものは意外と覚えていないことが多いから。また、覚えていても、その記憶と少し違っていたりもします。
というわけで、今年も残しておこうと思います。

4歳になった娘について

まず、上の娘の4歳。
春に保育園を転園したのですがそれから約一年経った今、保育園に楽しそうに行ってくれているのが最大の成長かな、と思います。
前の保育園の時は、毎朝泣いて、保育園に連れて行くのすら難しい時がありました。
今でも、週明けなんかは朝保育園に連れて行くと泣くときがありますが、帰ってくると〇〇ちゃんと遊んで楽しかった、〇〇先生に髪を結んでもらって…などケロッとしています。

上の方でも書きましたが、お姉ちゃんらしくもなってきました。
ママのお手伝いをする、弟の世話をするなど、「ごっこ」の要素は強いものの、お姉ちゃんの片鱗を見せています。
「パパ、ちゃんと片づけなさい!」
「弟、コート着なきゃダメでしょ!着ないならお出かけできないよ!」
などなど。

また、「女の子っぽい」ものが好きになってきました。
例えば、ドレスやイヤリング、お化粧など。お出かけするときには、服やイヤリング、バッグにこだわりがあったりします。
その服はやめておこう、などと言おうものなら、ギャー!と泣き叫ぶことになります。
「女は生まれた時から女」と聞いたことがありますが、まさにそれです。

その一方で、まだまだ子供(赤ちゃん)だなと思う面もあり、その両立している感じがなんともかわいいところです。
例えば、トイレにはついてきてほしい、抱っこしてほしい、一人では寝れない、など。

どんどん自分で出来ることが増えてきているので、親に甘えることも徐々に無くなっていくのかなと思うと、頼もしい反面、寂しくもあります。
いつまで「パパ、抱っこ」と言ってくれるのか…それを考えると…ううぅ 泣

2歳になった息子について

息子は、2歳になってから日に日に成長が感じられます。
喋れる言葉がどんどん増えたり、ジャンプが出来るようになったり、アンパンマンのキャラクターを覚えたり。
今まさにイヤイヤ期なのですが、娘に比べるとそれほどでもなく、また娘のイヤイヤ期を経験しているからか、私と妻もそれほどストレスにも感じず、ある程度余裕を持って見ていられます。
そして、ある程度余裕を持って見れる分、可愛いです。

また、「男の子はアホだ」とよくいいますが、それも可愛いです。
明らかに無茶な感じで高いところによじ登って降りられなくなっていたり、不安定なおもちゃの車の上に立とうとしたり、チャレンジ精神あふれるアホな感じも可愛いです。
娘のませた感じに比べると、やはり男の子の方が子供らしい気がします。
が、上が女の子ということで、お姉ちゃんの真似をすることも結構あります。
お姉ちゃんがドレスを着ているとドレスを着たがったり、ままごとをしていると自分もお母さんのような振る舞いをしたりなど。
男兄弟の家庭を見ていると女の子的な遊びはしないので、そういう意味では一姫二太郎の影響は多少あるのかもしれません。

もうひとつ、大きな変化は、昼寝をあまりしなくなったことです。
今までは車に乗ると必ず寝ていましたが、寝ないことが多くなりました。
その分、休みの日は遅くまで寝ているなど、だんだんと「大人」に近くなってきています。

まとめ

娘4歳、息子2歳となり、本当に成長したな、と感じます。
お風呂なんかも私or妻のどちらか一人で入れらるようになったし、着替えも一人で出来たり、意思疎通も4歳の娘はもちろん、2歳の息子もかなり出来るようになりました。「手を離れた」というと大げさですが、そんな感覚が少しあります。
今までは、仕事が忙しくても早く帰ってきていましたが、(どうしても忙しい時は)妻一人に任せても問題ないようで、夜遅くまで仕事をすることが出来るようになりました。
妻が土日に仕事で、私がワンオペ育児をしている時も、大分楽になってきました。
来年の今頃には、さらに成長を実感していると思います。

来年こそは、子供が生まれて以来一度も行けていない、私の唯一と言っていい趣味のスキーに、いよいよ、行ける気がしてきました。

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