伊坂幸太郎の子育て、妻との関係性に共感…ベストセラー作家は二軍!?
2018/04/23
こんにちは。イソノです。
娘が生まれて以来、テレビや雑誌などで芸能人が子育て論的なものを語っていると、ついつい見てしまいます。
娘が生まれる前はそんな子育て論的なものは目にも止まらなかったですが、人間変わるもんです。
先日、某雑誌を見ていたら作家の伊坂幸太郎さんの子育てに関するインタビューが載っていました。新作の「AX」が発売されて、そのプロモーション的なインタビューですね。伊坂幸太郎さんは、現在小学6年生の息子さんがいるそうです。結構大きい子供がいるんですね。彼の小説は結構好きでほとんど読んでいますが、プライベート的なところは全く知りませんでした。
その雑誌では、子供との関わり方や、奥さんとの関わり方について書かれていました。
「自分は子育てでは二軍」等、共感する部分も結構あったので感想なんかを書いていきたいと思います。
新作「AX」の主人公は恐妻家。伊坂幸太郎も?
私はまだAXを呼んでいませんが、「BOOK」データベースでは次のように紹介されています。
恐妻家が殺し屋とはすごい設定です。恐妻家という時点で時点で私も共感を‥‥。いや!私は恐妻家ではない、、、はず。 その主人公の恐妻家エピソードとして次のようなものが。
- 面倒な要件を切り出す際は、妻の機嫌のいいタイミングを狙え
- 妻の話には「大変だね」一択
"あるある"過ぎてなんだか心が痛いです 笑
インタビューで、伊坂さんは「あまりに小ネタをさらけ出しすぎたので、できれば妻には読んでほしくないですね。」と語っているので、伊坂さん自身も恐妻家(?)で、AXの主人公に自分を重ねている部分があるんだなというのがうかがえます。
そして、子育てについても、息子さんが小さかったときは世話を一通りやっていたそうですが、「イクメンだなんて畏れ多い(笑)二軍です、二軍(笑)」と語っている通り、子育てについても奥さんに頭が上がらない感じですね 笑。
いや、この感覚非常にわかります。「二軍」というのは私もそうです。このボキャブラリーがすごい、さすが作家さんです。
私自身は二軍ながらも一生懸命やってるつもりなんですよね。だからこそこのブログのタイトルをつけているわけですが…。
でも、やっぱりメインは妻。この一軍と二軍の差は永久に縮まらない気がします。
私はこの差に「ぐぬぬ‥」となったのもありブログを始めたのですが、伊坂さんはあっさりと「二軍」と言ってしまうあたり、達観しています 笑。
さらに共感できるエピソードがこちら
いやーこれも分かります。
私も娘と二人で散歩に行ったりした時、転んで膝から血を出したりすると”やばい、奥さんに怒られる!”と真っ先に思ったりします 笑
これはやはり私が妻の二軍ということなのでしょうか…
伊坂さんはその二軍的感覚を奥さんに言ったら、「何をそれ、信じられない!」と怒られたそうです 笑
私は言わないことにしよう…。
伊坂幸太郎の子育て、妻への思い
伊坂さんが外出していたときに、ギャン泣きしている様子を見て「親は大変だな、可哀想だな」と思ったそう。
それを家で妻に話すと「私は可哀想とは思わない。泣かれているときは大変だけど子供がいることで、幸せなことがたくさんあるって知ったから」と。
うーん、すごい奥さんです。
これを聞いた伊坂さんが思ったことは―
奥さんの言葉にちゃんと共感できる伊坂さんも素敵ですね。
確かに、大変なことにだけ意識が行きがちですが、冷静に考えると子供がいること、妻がいることの幸せの方が遥かに大きいと私も思います。これは日々噛みしめないとイカンですね。
まとめ
伊坂さんの子育て、妻との関係についてのインタビューを読んで思ったことを書いてきました。正直なところ「これは今後の子育ての参考になるな」と思ったことはありませんでした 笑
が、共感できるところは多々ありました。奥さんとの関係性や子育てのポジションなんかは私と同じなんだなと。国民的ベストセラー作家も家庭の中では私とそれほど変わらないんだなと。
今までは小説を読んでいても、自分とはかけ離れた天才なんだと思っていましたが、かなり親近感がわきました。
「二軍」。今後、子育ての日々にこの言葉がよぎりそうな予感です。
ちなみに、私が伊坂さんの作品の中で一番好きなものは「ゴールデンスランバー」。
ジョン・F・ケネディの暗殺事件がモチーフとなっている作品で、話の広がりの面白さやスピード感で読むのをやめられなくなります。まさにベストセラー的な作品です。