寝かしつけの方法をまとめてみた―子供が寝ない理由 絵本 お話 子守唄 動画

2018/04/23

nekasituke01

前の記事でも書きましたが、娘が一歳二か月にして初めて寝かしつけデビューしたものの、寝かすことができず失敗に終わりました。
しかも失敗してギブアップし、妻にバトンタッチした10分後には娘は寝ていました・・・。
妻との実力差を感じつつも、これでは悔しい。父親たるもの寝かしつけを軽くやってみせ「ああ、すぐ寝たよ」と妻に言ってやりたい。
そんなわけで、どうしたら子供が寝てくれるのか、うまく寝かしつけられるのかを調べてみました。
以下の調べた内容の対象年齢は1歳過ぎ、という感じです。

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そもそも、寝ない理由とは?

色々調べてみると、どのサイトでも言われている子供が寝ない理由は次の3点にまとめられそうです。

1.生活リズムの乱れ

・夜更かしや朝寝坊
・昼寝の時間が遅くなる、長い
・お風呂の時間が遅くなり寝る直前に
・体を動かして遊ぶ時間が短い

といったものです。
大人でも生活リズムが崩れると睡眠に影響が出たりしますが、子供は自分でリ生活ズムが管理できないですから、大人が管理してあげる必要がありますね。

2.寝る環境が整っていない

・部屋が明るい
・テレビなどがついていて部屋がうるさい
・部屋が暑い、寒い、湿度が適切ではない
・お腹が減っている
・おむつがきれいではない

などです。
まあ、この辺の環境を整えるというのは結構やっていることだと思うのであまり気にしなくても良さそうですね。

3. 子供の気持ちの問題

・寝る直前まで遊んでいたりして興奮している
・子供が安心できない→寝つきが悪かったりして、大人がイライラすると伝わってしまうそうです。

確かに寝つきが悪かったりすると「あ~なんで寝ないんだ!」となってしまいますよね。
イライラや焦りをぐっと抑えて穏やかに寝かしつけるのが近道のようです。

以上3点です。
なるほど。つまり寝かしつけの戦略としては、生活リズムを一定にし、寝る環境を整え、子供を安心させる、ということのようです。
どれも当たり前のことのようですが、なかなか難しいですよね。
戦略は分かった、では寝かしつけの具体的な戦術、武器になるものはないか・・ということでさらに調べてみました。

寝かしつけの戦術、方法のまとめ

寝かしつけの方法として、絵本や歌などが色々と紹介されていますが、これらは「子供を安心させる」という戦略を具体的に行うためのものだと思います。
いくつかの方法に分けて調べてみましたので、ご覧ください。
寝かしつけの戦術、方法のまとめです。

絵本

我が家の娘と同じ、1~2歳向けの絵本です。
下記3冊は実際に私も買ったのですが、かなりおすすめです。

ページを開くたびに目を閉じた動物が出てきて、ことばも「いぬもねんね、ねこもねんね」とふんわりとしていてりずむもよく安心感があります。最近娘が寝るときには妻が必ず読んでいるそうです。

部屋の中のものに順番に「おやすみなさい」と語りかけていく、ゆったりと静かな絵本です。
アメリカで1000万部を超え、世界でも愛されるロングセラーです。

寝ない子はお化けの国に連れていかれる、とくストーリーです。子供にとっては結構怖い話なのですが、恐くてママのそばにぴったりくっついて安心して寝れるのでしょうか。

お話

絵本を読むのではなく、大人がお話をしながら寝かしつけるというのも子供はかなり安心します。
我が家の娘の場合はちょっと早いかもしれません。

●まんが日本昔話
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/
こちらのサイトに昔TBS系列で放送されていた日本昔話のあらすじが掲載されています。
これを参考に話を覚えて寝かしつけの時に話すと良さそうです。
私も昔、母親や祖父母の布団のなかで昔話を聞くのが楽しみで、せがんでいたのを覚えています。お話を聞いているといつのまにか寝てしまい、結末までたどり着けなかった気がします 笑

シンデレラや白雪姫など、外国の有名な童話も覚えやすいと思うので、暗記して話してみても良いと思います。

●創作ストーリー
既存の物語ではなく、自分で全く新しいストーリーを作ってしまっても良いと思います。
戦略的な方向性は「子供を安心させる」ことなので、お話をすること自体に意味があります。
新しいストーリーを作るといっても、既存のお話の流れに沿ってを細かい部分を変えてみるのも良さそうです。
例えば桃太郎のように、
最初にひどい目に遭い、悪者退治を決意、きび団子的なアイテムを持ち、仲間をあつめ、悪者をやっつける。
こんな感じで既存の物語のフォーマットを使えばいくらでも話が出来そうです。

子守唄

パパママの歌声を聞かせて落ち着かせる、というのが本質なので、テンポの速い曲や激しい曲でなければなんでも良いと思います。
「これを聞いたら寝る時間」というような刷り込みをするために、毎回同じ歌でも良いと思います。

とはいっても、具体的な歌があった方が分かりやすいと思いますので、調べてみてあちこちでおすすめされていたもの、かつ昔から歌われている実績のあるものをいくつか挙げてみます。

●北原白秋作詞 ゆりかごのうた

●ねんねんころりよ

●シューベルトの子守唄

youtube動画

動画を見せたりすると、画面の光でかえって興奮してしまうと思うので、実際には音楽を聞かせるだけになると思いますが、スマホなどで流しておくことができるので、歌ったり本を読んだりといった労力は減らすことができて助かりますね。

●寝ない子供を寝かしつけるお助けアニメ2ゆりかごのうた

●赤ちゃんの睡眠音楽

裏技的な方法

裏技的なものになりますが、寝かすテクニックもあるようです。
これが直接的に「子供を安心させる」効果があるのかはナゾです。
が、実際に寝たという事実があるので、どうしても寝ない時にやってみる、程度に考えておくのが良いと思います。

●ティッシュで顔をなでる

まとめ

いかがだったでしょうか。
いくつか絵本や子守唄など、具体的な方法も紹介しましたが、基本にある考え方は、「生活リズムを一定にし、寝る環境を整え、子供を安心させる」ことです。
絵本などはあくまでもその手法に過ぎません。子供が寝やすい環境にできるのであれば、その手法はなんでも良いと思います。
絵本を読むなども子供を寝かせるための「生活リズム」と捉えても良いかもしれません。

「生活リズムを一定にし、寝る環境を整え、子供を安心させる」ことをベースとして考え、あとは自分に合った方法を試す。

いや、なんか偉そうになりましたが、私が一番寝かしつけのぺーぺーです。
早いところ寝かしつけられるように頑張ります。

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