産後うつが男にもあるのか・・症状は?同僚もうつ病になったが・・
2017/02/18
マタニティブルーならぬ、「パタニティブルー」という言葉を目にしました。
どうやら、男の産後うつ、という意味合いらしいです。
男にも産後うつがあるのか?とびっくりして、調べてみることにしました。
男性の産後うつとはどんな症状なのか?女性の産後うつとの違いは?
女性の産後つの症状
- 将来の子育てに自信が持てない
- 待ち望んでいた赤ちゃんの世話なのに、つい面倒に思えてしまう
- 赤ちゃんが可愛く思えない、自分は母親失格だ、と自分を責める
- 睡眠が十分にとれない
- 食欲が落ちる
参照:厚生労働省HP
男性の産後うつの症状
- 睡眠不足
- わけもなく落ち込む
- 食欲不振
- 興味喪失
- 疲労感
- 追い詰められていると感じる
参照:各種医療機関HPよりまとめ
症状については、「うつ」ということで男女ともに大きく変わらない印象ですが、原因については男性と女性で違うようです。
女性の主な原因
- 産後にはホルモンバランスが乱れ、情緒不安定になる。
- 育児にかかりきりの環境になる。特に核家族だと、昼間は夫も家におらず、社会と断絶された様な環境に。
- 育児の難しさ-自分の思い通りにいかない赤ちゃんにストレス。
男性の主な原因
- 生活の変化、仕事と育児のバランスが取れないため
そういえば、同僚も子供が生まれた後にうつになった。
数年前のことになりますが、同僚が徐々に会社に来れなくなり、ほどなくして、うつ病ということで休職することになってしまいました。
当時、彼は子供が生まれて、生活が大きく変わった時期でした。
私から見て、彼は家庭生活をうまくやっていけるタイプではないと思っていたので、結婚したこと自体に結構驚きました。
他人のことを言うのはアレですが、彼は自分の思い通りにやりたいというタイプで、他人を否定しがちな性格だったので、彼が女性と付き合っていてもお互いがぶつかり、その途中でダメになって、結婚までは絶対にいかないだろうと思っていました。
もし結婚するとすれば、ものすごく年上(40歳以上)で彼のそんな性格も包み込んでくれる女性か、ものすごく年下(20歳くらい)で、彼の性格を疑うこともなくそれに従う女性、のどちらかしかないと思っていました。
結果、結婚相手は前者のタイプでした。年齢はそれほど上ではありませんでしたが。
ちなみに、彼がうつ病になった時は、仕事が忙しい時期だったので、そのプレッシャーが原因と思っていたのですが、今考えると、彼には合わない(と私が思っていた)結婚、子供がいるという環境のストレスも原因だったのかもしれません。
産後うつは自分に関係あるか?
私は自分をどんどん追い込む様な考え方はあまりしないので、正直なところうつ病になる気がしません。
でも、産後うつの原因となる「生活の変化」は実際に今現在、体験中です。
私は、子供が生まれるまでは、かなり仕事の比重が大きかったのですが、子供が生まれてからは休日出勤はできる限りせず、残業も抑えめにしています。
その分、今までの様な仕事の成果はどうしても上がりづらいので、このままで良いのか・・・という葛藤が常にあります。
この葛藤で自分自身を追い込んでしまう人、あるいは会社からプレッシャーがものすごくかかる環境にいる人は、精神的に病んでしまうこともあるのかな、と察することはできます。
自分がもし精神的に追いつめられた時、うつ病にならないようにするためには、一人の時間をつくることが大切になる気がしています。
妻や娘には申し訳ないですが、彼女たちのいる環境を離れ、一人で酒を飲む、自分にはこれかなと。
まあ、完全に想像の話だし、それが出来れば苦労はしないんでしょうが・・。
一人で飲みに行きたい、といった瞬間に妻の小言が炸裂します。間違いなく。