寝かしつけに困ってる?映写する昔話で子供が早く寝る!1200円とコスパも良し。

2018/12/18

こんにちは。イソノです。
先日、本屋へ行ったときに3歳の子供用に昔話の本を買いました。
宝島社から出ている「親と子のおやすみまえの7つのおはなしプロジェクターBOOK」というものです。本とはいっても、それは「プロジェクターBOOK」という商品名の通り、紙の本ではなく映写するタイプのものです。

珍しかったのでなんとなく買ってみたのですが、意外にも結構なヒットでした。
何故なら寝かしつけにかなり役立ったからです。

あなたが子供の寝かしつけに困っているなら、試してみて損は無いと思います。
子供はお話が好きなので全く興味を示さないという可能性は低いし、値段も1200円と仮に失敗しても諦めがつく金額です。
我が家の3歳の娘も寝る時に「絵本読んで~」と言っていたのですが、今では「ぴかぴか読んで~」とこの「おはなしプロジェクターBOOK」が最優先になっています。

それでは、我が家の娘がどんな反応をしているのか、親としてこの商品を使っての感想を書きましたので、ご覧ください。

そもそもどんな商品なのか?

使ってみての感想の前に、この「親と子のおやすみまえの7つのおはなしプロジェクターBOOK」がどんな商品なのか?を紹介します。

懐中電灯のような形の本体にお話のスライドを入れ、映し出す。


こんな懐中電灯のようなかたちです。円形のお話のスライドを差し込み、スイッチをONするとスライドの画が天井や壁に映し出される仕組みです。

▼このスライドを、

▼このスロットに差し込んで、

▼スイッチをONにすると映写されます。

▼大きさはこんな感じ。

重さは、持っていても全然重くないです。計っていないので正確な数字は出せませんが、感覚的にはスマホよりも軽いです。

1スライド当たりのコマ数は8画面

スライドは手で回転させて切り替えます。1スライドのコマ数は8画面です。
このコマに合わせてお話を読むことになります。
お話の原稿は紙に書かれていますが、これが若干問題です。その点については後程書きます。

7つのスライドがついている

商品名の通り、7つのお話=スライドが入っています。
私が買ったものには次の7つが入っていました。

  • 01ももたろう
  • 02さるかに合戦
  • 03かぐや姫
  • 04したきりすずめ
  • 05ねずみのよめいり
  • 06わらしべちょうじゃ
  • 07うしわかまる

どれも昔話界ではかなりメジャーなものです。
私が買ったもの以外のパッケージもあり、それぞれ入っているお話が違います。

以上が概要的な部分ですが大体どんな感じで使うのか伝わったでしょうか?
それでは、次に娘の反応親としての感想を。

娘の反応は?

3歳になったばかりの娘の反応はかなり良いです。
布団に入ると、「ぴかぴか読んで~」と他の絵本よりもこちらが優先となっています。
それほど期待して買ったわけではなかったので、嬉しい誤算です。
また、子供にとって昔話のストーリーは分かりやすいようで、「さるかに合戦読んで」「したきりすずめ読んで」とタイトルを指定してきます。
昔話は起承転結がはっきりしていて分かりやすいし、教訓もあるし、道徳的な部分も学べるし、世の中の良い部分・悪い部分も学べるし、子供にとって良い教材だと思います。
私が子供の時を思い返してみてもTBS系列で放送していた「まんが日本昔話」が好きでした。毎週土曜日は楽しみに見ていたし、カセットテープを買ってもらい、寝る時に聞いていたりしました。
昔話を楽しみに聞いている娘もそんな感じなのかな、と思い感慨深いです。

そして、最大に良かったところが、「今までよりも寝かしつけの時間が短くなった」ことです。この昔話を読むときには必然的に部屋を暗くするし、天井に画を映写するので、集中しやすいようです。普通の絵本よりも明らかに寝るまでの時間が短くなりました。
そういった部分では全然期待していなかった分、嬉しかったです。

親としての感想は?

寝かしつけに思いのほか役立ったのは上で書いた通りですが、マイナスポイントが2つあります。

1つ目は、暗いところで話が書いてある紙を見るのがキツイことです。
その原稿の文字も結構小さく、明かりがつけられず暗いため、読みづらく間違うことも多々あります。
また、暗いところで読むので目が悪くなりそうな感じもあります。
この問題を避けるためには、話を覚えてしまうか、原稿通りでなくても度自分なりに話をしてしまうかのどちらかです。
が、これも親にとってはちょっと負担だなあと思います。

▼こんな感じのB5サイズの紙にストーリーが書いてあります。

2つ目は、1コマ当たりの文章量が多いということです。
一つのスライドで8コマあるのですが、1コマの画に対して文章量が多いので、画と文章が合わなかったりします。
その時に子供から質問が出てきたりします。例えば、さるかに合戦でサルを懲らしめているところの画はウスがサルにドシーンと押しつぶしているろころですが、文章ではハチがサルを刺したり、栗が囲炉裏からはじけ飛んだりしています。
「ハチどこ?栗どこ?」と気になって眠る流れが途切れることも。 それだけ集中して見てくれているということですが、これは親にとっては困ります。
文章量からすると、倍の16コマくらいあっても良いかなという気がします。

しかし、上記のようにマイナスポイントはあるものの、寝かしつけ用としては確かに効果を発揮するし、子供も興味を持って見てくれるので、総合的には良い商品です。
そして、コスパが良いのが魅力です。
7つの話があり、寝かしつけにも役立つものが、1200円です。
子供の絵本って意外と高いですが、これは結構お得感がありました。

まとめ

何気なく買った、昔話を映写する「親と子のおやすみまえの7つのおはなしプロジェクターBOOK」
本当に何となく買ったわけですが、3歳の娘はこれを気に入り、しかも寝かしつけの時間も短縮するというかなりのヒットでした。
懐中電灯のような形の本体に、円形のスライドを差し込んで天井に映す。
それほど大した画ではありませんが、子供は結構集中して見てくれます。
値段も1200円とコスパも◎です。絵本は結構高いので、7話入っているのを考えるとお得です。しかも本体もスライドも小さいので保管する場所も取りません。
しかも昔話は教訓となるもの、人間の本質に触れるものなど、子供の教育にも役立ちます。
(私も子供の頃「まんが日本昔話」が好きでしたが、学ぶことは多かったように思います)

寝かしつけに困っている方、寝かしつけのパターンを増やしたい方、「おはなしプロジェクターBOOK」いいですよ。1200円なので試してみる価値はありです。

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